

持続的農業の推進
農業機械を開発する「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構農業機械研究部門」と協議を行い、東海漬物が利益の一部を寄付することで農業機械の開発を支援することで合意しました。
研究の背景・目的
【背景】
- ・カーボンニュートラル社会の実現に向け、国を挙げた温室効果ガスの排出削減の取組を実施
- ・農業分野においても小型農業機械を中心にエンジン駆動から電動モーター駆動等への転換が必要
【課題】
- ・低コストにバッテリー駆動への転換を図るためには、交換式バッテリーを活用した各種農業機械によるバッテリーの共用(シェアリング)が必要
【目的】
- ・交換式バッテリーの共用(シェアリング)の一例として、市販のほうれんそう収穫機に着脱式可搬バッテリーを実装して実用性等の確認を行う。
成果の概要
- ・改良した収穫機は、機体の右側面に電源ボタン、充電コンセント等で構成される電源操作部や消費電力等を測定するためのデータロガーを、左側面にバッテリー1個を収納・固定するためのバッテリー収納部を配置
- ・小松菜の収穫作業では、刈取り作業やほ場までの移動、ほ場端での旋回作業を行えることを確認
【次期の予定】
- ・附属農場でほうれんそうを栽培し、改良した収穫機でほ場試験(収穫作業)を実施する予定



