東海漬物

純日本品質 東海漬物

こくうま

埼玉農場だより

関東一の水系・利根川が作り上げた肥沃な土地に、やがて「こくうま」となる白菜のふるさと「埼玉農場」があります。70万u(東京ドームの15倍)の広大な畑を使って栽培されているのは、「霜降り白菜※」と呼ばれる種類。白菜の旬である冬に収穫され、特に実のしまりが良く、白菜中心部分の糖度は10度を越すものもあると言われています。

※「霜降り白菜」は、(有)茨城白菜栽培組合の商標です

土の健康は白菜の健康、そして人の健康。

9月下旬に定職しました。

白菜は、ほぼ3ヶ月で収穫できますが、良質な白菜づくりめざす埼玉農場では、ひとつの畑で、一年に一度だけの栽培を行い、その他の期間は畑を休ませています。

定植

左:白菜の種
右:白菜の種の周囲をコーティングしてあるペレット種子

「土が健康であれば、白菜が健康に育ち、それを食べる人も健康…。」という考えの基に、夏場から入念に土壌を分析。有益な微生物を増やし、有害な微生物は取り除くなどして土壌を整えた上で、9月にハウスで播種(種まき)した苗を9月下旬に定植(畑に植えること)しました。

害虫対策にも安全を守る工夫を。

害虫対策にも食の安全を守る工夫を怠っていません。
害虫の天敵となるテントウ虫を駆除しないようにする工夫や、フェロモン剤を用いて蛾などの害虫を一箇所に集めた上で駆除する方法など、農薬の使用を限界まで減らす対策を行なっています。

昆虫のフェロモン済散布装置

白菜には、春・夏・冬と3タイプの収穫時期がありますが、「埼玉農場」では、冬に収穫するタイプを栽培しています。 しかし、寒さが増していく厳しい環境の中で、健全に育てていくためには、入念な除草と施肥設計(作物に肥料を与える計画)が必要となります。等間隔に定植された白菜は、急速に葉を広げぐんぐんと成長していきます。この時期には、台風などの影響も受けるため、気を抜 くことの出来ない日が続きます。

畑の様子

次回は11月上旬、葉が大きく育った白菜畑の様子をご報告する予定です。

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